2009年5月27日水曜日

演習ギャラリー更新

55N棟1階EV前にあります、演習ギャラリーを更新しました。
よろしければ是非ご覧下さい。

TA 鈴井

A+++ 1X07A177 Mizuho Yasukawa







東京タワーを色鉛筆のモザイクで構成している。シンプルな装丁だが、白の紙面が空間の広がりを感じさせる。エッフェル塔や自由の女神と並び、東京のシンボルとして東京タワーは挙げられるが、あえてモザイクでボカすことで、本の中身に引き込む効果を出している。シンプルで目にとまりやすい装丁である。(日置)

A+++ 1X07A122 Tamura Tadashi







赤い帯付きのガイドブック。帯をずらすことで帯が切り抜かれた窓から選択される東京と、タイトルが一致する。知的に構成され、また、白と赤でシンプルにまとめあげられた装丁である。選びとられた写真も等価に扱われ、多様な観光客をターゲットにしているところも好感をもつ。

A++ 1X07A142 Yuki Nemoto







すし屋のカウンターの上の経木(?板(ゲタ))の上の東京。スケールがクロスオーバーした世界。不思議ではあるが、柔らかく、楽しげな世界が広がる。表面にトレペを重ねて、画面をやわらかな雰囲気にしているのも効果的。(池村)

A++ 1X07A162 堀越 理沙







トーキョ−アートシャワーというタイトルで、夜の歓楽街とシャワーの水滴を混ぜ合わせている。70年代のポップカルチャーの雰囲気が、フォントなどから感じられる。作者の謎めいた怪しいタッチが、効果を増している。サブカルチャー好きな外国人が買いそうな装丁である。

A++ 1X07A090 Kaoru Sato







Tokyoの四季や風物を、マーカーで思いつくままに手描きで描いているように見える。デジタル表現に流されがちなところを、丁寧に表現しながら、レイアウトを様々に工夫した痕跡がうかがえ、好感がもてる。山手線を下から見上げて、舞わせたところで東京の表象たちが、自由に東京をGuideし始めたようだ。(入江)

A++ 1X07A170 Miyake Hiromi







影絵によって印象的に切り取られた、エキゾチックな東京。型通りの図柄になりがちなところをそれぞれの画面が大胆なパースペクティブを持つことによって、生き生きとした躍動感が生まれている。(池村)

A++ 1X07A015 Chiaki Ishii







エキゾチックではない、それとは別の東京。おしゃれで、スタイリッシュで、ある意味通俗的かつ商業的な東京。とは言え、東京のエキゾチズムもまた、商業的に作られたものであろうし、そう考えれば、ある意味「健康的」な作品かもしれない。(池村)

A++ 1G06D801 Umaba Masahiro







書物のハトメのような仕組みを東京の現代美術館があるところにからめてデザインしてきている。紐をいろいろに巻き付けることができるのが面白い。(箕原)

2009年5月26日火曜日

A++ 1X07A179 Kirimasa Yamashita







一見して「日本的」を連想させる。キッとして清潔感があり、美しい。グラフィックだけの単純なものであるが、意外と好感がもてるものになっている。(箕原)

A++ 1G06D701 Iizuka Teppei








スノーマットを縦に積層させてきていて存在感がある。これに本自体のページが部厚く加わったところを想像するとなかなか凄いものがある。(箕原)